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土星

太陽系の中で、環(わ)を持つ惑星(わくせい)として有名なのが土星や。その美しさから、「太陽系の宝石」ともよばれとりまんねん。大昔の地球に似とるちうことで、現在もカッシーニ探査機(たんさき)が、土星本体や環(輪)、衛星(えいせい)についてやらなんやら調べとりまんねん。地球の生命誕生のヒントが、土星にかくされとるかもしれしまへん。

土星ッテドンナ惑星?

■土星のとくちょう

土星は木星型惑星と呼ばれる、ガスの惑星や。太陽系では木星の次に大きい惑星で、地球の9倍もおます。太陽を1mの球やとすると、土星は野球のボールくらいの大きさになるんですわ。質量は地球の95倍もあるんに、中はスカスカで水よりも軽いさかい、プールがあったらぷかぷか浮いてしまいまんねん。
実際には上の大気がどエライ薄く、中心部は岩石や水の核でできとりまんねん。土星の大気は水素96%、ヘリウム3%、メタン0.0045%、アンモニア0.0001%となっとりまんねん。木星に似とる成分や。地球に生命がたんじょうする前の成分にも似とりまんねん。太陽から遠い位置にあるんで、太陽から受け取る熱は地球の1/100とどエライ少なく、どエライ寒い惑星や。

■土星の環(輪)のなぞ

昔、ガリレオ・ガリレイが、性能のようへん望遠鏡(ぼうえんきょうわ)を使うて土星を見たトコ、土星の環(わ)がようわからしまへんやった。そやから、さいしょは、土星は「3つの星が集まってくっついとる」「耳があるんや」と考えられとったんや。
土星の白い環は、小さな氷んかけらのようなもんでできとりまんねん。よう見ると環には、Dリング、Cリング、Bリング、Aリング・・・と8つに分かれてて、さらに細かい線がようけ見えまんねん。これが氷のつぶで、リングによってつぶの大きさがちゃいます。わずかに岩がふくまれとりますが、土星がたんじょうしたときに、土星に近づきすぎてこわれてしもた衛星んかけらとちゃうかと考えられとりまんねん。
土星の環(輪)は幅25万kmもあるんにうすく、内側にいくほどにうすくできてきまんねん。Aリングで10~30mといわれとりまんねん。環と環の間は「エンケのすきま」「カッシーニのすきま」といったように、発見した人の名前がついとりまんねん。土星をよう見ると、まんまるやのうて、ちびっとつぶれて見えるのがわかるんや。土星の自転がどエライ早いのと大気やらなんやらの性質に関係があるんやうや。また、自転軸がかたむいとるため、わてたちは、いろいろな角度の土星を見ることになるんですわ。そやから、見るたびに土星の環が広く見えたり、細く見えたり、見えへんこともあんねんや。

■土星のデータ

  • 土星の半径(はんけい):6万268km
  • 土星の質量(しつりょうわ):地球1に対し、95.16
  • 土星の地表の温度(おんど):-180℃
  • 土星の気圧(きあつ):1.3気圧
  • 太陽(たいようわ)から土星までの距離(きょり):14億2940万km
  • 土星の公転周期(こうてんしゅうき):29年
  • 土星の自転周期(じてんしゅうき):10時間39分
  • 土星の衛星(えいせい):49個
  • 土星の環(わ):8本

土星ノ見ツケカタッテ?

土星は地球の外側をまわる外惑星(がいわくせい)で、0等星くらいの明るさや。1年と12日(377日)に1回のチャンスで見ることができ、都会でも肉眼で見ることができまんねん。にぶく黄色く輝いとるのが土星や。
1度どの方角に見える、ちうことを確認(かくにん)しておくと、土星は大きく動くことがあらへんさかい、わりとかんたんに見つけることができまんねん。家で天体望遠鏡を使うて土星を見るんやったら、40倍もあれば、土星をきれいに見ることができまんねん。土星のしまもようや、環と環の間もはっきりと見ることができまんがな。

土星ニマツワル神話ッテ?

土星は毛唐のセリフで「サターン」と言おりますわ。ローマ神話では農耕の神さまや。土星が太陽から遠いため、年をとった神さまの名前がつけられはりました。毛唐のセリフの「サタディ(土曜日)」もサターンがもとになっとりまんねん。ギリシャ神話では時の神さま、クロノスのことをええ、ウラヌスとガイアのボウズや。ポセイドンやハデス、ゼウス、デメテル、ヘラ、ヘスティアやらなんやらのボウズがおりますわ。

土星探査機ニヨル調査ッテドンナモノ?

1980年にボイジャー2号、1989年にボイジャー1号が土星を観測(かんそく)しましたわ。2004年にはアメリカで開発され、1997年に打ち上げたカッシーニ探査機が土星にとうちゃくしましたわ。このときに土星の8本目の環を見つけたんや。また、土星の環の中で酸素が急にふえる現象(げんしょうわ)も観測(かんそく)しましたわ。
土星の環は、ずっと先のしょうらい、なくなってまうんとちゃうか、と考える学者もおりますわ。この計画は2008年6月末まで続き、土星を76回もまわり、7つの衛星に52回せっきんしまっせ。カッシーニからぶんりしたホイヘンスは、土星の衛星タイタンで、大気や温度やらなんやらを調べとりまんねん。

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