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水星

太陽(たいようわ)にいっちゃん近い惑星(わくせい)の水星。水星は小さうて、しかも夕方の西の空と朝、太陽がのぼる東の空の低いトコにしか、あらわられへんので、天体観測(てんたいかんそく)しにくい惑星と言われとりまんねん。さて、水星ちう、どないな惑星なんか、もっともっともっともっともっともっともっともっともっとねちっこく見ていきまひょ。

水星ッテ、ドンナ惑星(わくせい)?

■水星のとくちょう

水星は太陽系(たいようけい)の惑星のなかで、いっちゃん太陽のねきにおます。水星には大気(たいき)がほとんどあらへんさかい、表面の温度は昼間は450度にまで上がり、夜でも180度になるんですわ。水星は岩石(がんせき)と金属からできてて、見た目は月とそっくりや。
ほな、どないして月と水星を見分けるかちうと、水星には大きなクレーターでできとるカロリス盆地(ぼんち)ゆうものがおます。ほかの天体とのぶつかり合いで水星の表面にできてしもたデコボコの穴をクレーターと言おりますわ。カロリス盆地とは、そのクレーターのまわりを丸くかこんどるカロリス山脈(はんみゃく)ちう波模様(なみもようわ)がついとる場所のことや。
また、水星は老人(ろうじん)の惑星なんやねんで。シワがようけおます。ちうのも、カロリス盆地を作った天体の衝突(しょうとつ)の力が、水星の反対側(はんたいがわ)までつたわってシワシワになってしもたんですわ。

■水星のデータ

  • 水星の地表温度(ちひょうおんど):179度
  • 水星の質量(しつりょうわ):地球の約1に対して、0.056
  • 水星の半径(はんけい):2440km
  • 太陽からの距離(きょり):5790万km
  • 自転周期(じてんしゅうき):58日と16時間
  • 公転周期(こうてんしゅうき):88日(太陽のまわりを一周するんにかかる時間)
  • 衛星:なし

水星ノ見ツケカタッテ?

水星は見るチャンスのちびっとの惑星(わくせい)や。太陽に近いために、見えにくいのや。そやけど夕焼け時の西の方角、または朝やけの東の方角を見てみておくんなはれ。水星が見えやすい時期(じき)は、その年によってちゃいまんねん。データブックや専門(せんもん)の雑誌(ざっし)で調べるとええで。

水星ニマツワル神話(しんわ)ッテ?

■水星の名前と水星を発見した人

水星はシュメール人の時代(紀元前3000年)から知られとりまんねん。古くさい記録(きろく)ではバビロニア人により観測(かんそく)されてて、古代ギリシャのヘラクレイトスは、水星と金星が地球(ちきゅうわ)やのうて、太陽のまわりをまわっとると考えとったんや。ギリシャで水星が5つの惑星の一つとわかったんはプラトンの時代からのようや。
ギリシャでは、水星のことヘルメスと言おりますわ。ヘルメスはローマではメルクリウスとなちう、毛唐のセリフ(えいご)では水星のことをマーキュリーと呼ぶんや。マーキュリーとは、足の速い(はやい)ちう意味でつけられはった名前や。1639年にはイタリアのジョバンニ・ズッピちう人が望遠鏡(ぼうえんきょうわ)を使うて水星を見て、水星にも金星や月と同じように、みちかけがあることを発見しましたわ。このおかげで、水星が太陽をまわっとることがはっきりとわかるようになったんですわ。

■せかいをとびまわるヘルメス

ヘルメスにはウソつき・どろぼうの守り神、ショーバイ(しょうぎょうわ)・契約(けいやく)の神、旅人の守り神やらなんやら、いろんな役割(やくわり)がおました。ある日、父に会ったヘルメスは「父上のお役に立ちたいのや。わては足がはやいし、機転(きてん)もききまんねん。ぜひ、父上の使者にしておくんなはれ」こうしてヘルメスは使者になったんですわ。彼(かれ)は黄金(おうごん)のステッキをもち、ツバの広いぼうしをかぶり、ハネの生えたサンダルをはいて、いろんな国をとびまわったんや。

水星ヘノ惑星探査機(わくせいたんさき)ッテドンナモノ?

1974年から1975年にかけて、水星探査機(たんさき)「マリナー10号」が水星を観測(かんそく)しましたわ。ほんでちびっとずつ、水星がどないな惑星なんかが、ねちっこくわかるようになってきたちうワケや。2004年には、30年ぶりに水星探査機(たんさき)「メッセンジャー号」が打ち上げられはりました。

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