単位ちうんは、もんを比べたり、その数や量の大きさやらなんやらを表したりしたい時にのうてはならへんもんや。昔から人間は、単位を自ら生み出して進化してきましたのや。
単位には様々なもんがおます。長さ、速さ、音の大きさ、広さ、時間、角度、力の大きさやらなんやら生活する上で周りにあるもんは様々な単位を用いて表すことができまんねん。
単位って何やろ?
わてたちの周りには、様々な単位がおます。知らず知らずのうちに使うておる単位がある思うで。
単位に共通してんは、その単位が適用されるには一定の基準がはっきりしてんちうことや。ただ単位とぬかしても、その国によって使う単位が異なっとる場合もおます。せやけどダンさん、その単位同士がきちんと変換するための基準がしっかりと定められとるさかい、国が変わっても単位が変わっても、きちんと置き換えることが出来よるのや。その目安となる単位群に属する単位を「国際単位系(略称SI)」と言おりますわ。この国際単位系は、基本的には10進法を元に定められとるさかい、その考え方で理解するんが容易や。
例あげたろか、たとえばやなあ、距離を表す単位で、やまとで昔から用いられてきた単位に「尺」ちう単位がおます。昔話の「一寸法師」の「一寸」ちうんは長さのことや。やまとでぬかす一寸は「約3.03cm」が一般的や。「寸」は「尺」「間」やらなんやらと一緒に長い間やまとで使われてきた単位で、やまとで家を建てんねん時の単位はこの単位が用いられてきたゆう経緯がおます。
また、1フィートちう長さを表す単位を聞いたことがおますか?フィートは足の長さを基にして作られはった単位や。「1フィート(feet)」は「12インチ(inch)」で、「約30.48cm」のことや。フィートちう単位は、主にヨーロッパで使われとる単位で、今でも航空の分野では高度を表すんに日常的に使われとりまんねん。
こないな風に、「寸」や「フィート」は、日常的に使われてはおるんやけど、長さの単位ちう能書きを共通化するんにはいささか不向きや。それを調整し、どこでも使えるような単位が「国際単位系(略称SI)」ちう訳や。この長さを表す単位の場合の国際単位系は「cm(センチメートル)」「m(メートル)」「km(キロメートル)」やらなんやらの10進法に基づいた単位になるんやや。
■助数詞と単位はちゃう
では、物を呼ぶ時に数の後ろに付けて呼ぶための言葉がおますが、あら単位やからしょうか? 「1個」「1枚」やらなんやらちう言葉や。
答えはNOや。
その数を呼ぶ時に使う言葉のことは、「助数詞」と言おりますわ。
助数詞には「個」「人」「枚」「点」やらなんやらはよう使うんですわが、それ以外となると意外と曖昧やったりしまへんか? そないなもんをまとめてんだんや。
- アイロン=一丁(ちょうわ)
- イカ=食品の場合は一杯(はい)、生物の場合は一匹(ひき)
- ウサギ=一羽(わ)
- エビ=一頭(かしら)、一尾(び)
- 川柳=一句
- 帯=一筋(すじ)、一条(じょうわ)
- 鏡=一面(めん)
- 銀行=一行(こうわ)
- 船=一隻(船舶、艦船、艦艇やらなんやら)、一艘(帆掛舟等)、一艇(ヨット、競漕ボート、艦艇やらなんやら)、一杯(伝馬船、艦艇やらなんやら)
- うちわ=一柄(へい)
- うどん=麺を指す場合は一玉(たま)。一杯(はい)
- 牛=一頭(とうわ)
- 虫=一匹(ひき)
- 俳句=一句(く)
- 薬=一錠(じょうわ)、一カプセル、一包(ほうわ)
- 乾麺=一把(わ)
- 算盤=一面、一丁(ちょうわ)
- 車=一台(自動車)、一両(鉄道車両やらなんやら、公営交通事業ではバス・路面電車やらなんやら)
- 襟=一掛(かけ)
- 酒=一献(こん)、一升(しょうわ)、一斗(と)
- 蚕=一頭(とうわ)
- 蟻=一頭(とうわ)
- 和歌=一首(しゅ)
- 壷=一口(く、こうわ)、一壺(こ)
- 手紙=一葉(ようわ)
- 箪笥=一棹(さお)
- 田=一反(たん)、一町(ちょうわ)
- 斧=一丁(ちょうわ)
- 反物=一反(たん)、一匹・疋(ひき、むら)
- 蝶=一頭(とうわ)
- 矢=一手(て)(矢二本で一手)
- 花=一輪(りん)
- 畳=一畳(じょうわ)
- パン=一斤(きん)
- 三味線=一棹(さお)
- 砂糖=一斤(きん)、一叺(かまんねん)、一貫(ぬき)
普段余り使いまへん&間違いやすい助数詞一覧
日常生活で使う単位
では、日常生活で使う単位にはどないなもんがあるんでっしゃろか? わてたちが日常生活でよう目にする単位について、それぞれの単位ごとにまとめてんだんやさかい、参考にしておくんなはれ。 色がついとる部分が国際単位系となっとる基本の単位を表してるんや。
■長さ・距離に関する単位
- 1mm=0.001m
- 1cm=0.01m = 約0.39インチ
- 100cm=1m = 約39.37インチ = 約3.28フィート = 33寸
- 1km=1000m = 約3937インチ = 約3280.8フィート = 330寸
- cm換算では→ 1インチ=2.54cm / 1フィート=30.48cm / 1寸=3.03cm
長さに対する単位は主に、「メートル(m)」を使用しまんねんけど、場合によってはインチやフィートと言うた単位を使うこともおますさかい、それぞれの1に対して、メートル法でぬかすとどのくらいの数値になるんかを覚えておいた方がよいでっしゃろ。この関連単位として、「メートル(m)」の100分の1を表す単位「センチメートル(cm)」、「メートル(m)」の1000分の1を表す単位「ミリメートル(mm)」、「メートル(m)」の1000倍を表す単位「キロメートル(km)」も使用しまっせ。 その他、距離を表す単位には、「ヤード」「マイル」「里」「海里」「光年」やらなんやらがおます。
■広さ・面積に関する単位
- 平方メートル(㎡) = 1㎡ = 0.01a = 0.0001ha = 約0.30坪
- アール(a) = 100㎡ = 1a = 0.01ha = 約30.3坪
- ヘクタール(ha) = 10000㎡ = 100a = 1ha = 約3030.3坪
- 坪 = 3.3㎡ = 約0.033a = 約0.00033ha = 1坪
広さを表す単位は主に、「平方メートル(㎡)」を使用しまんねんけど、場合によっては「アール(a)」「ヘクタール(ha)」「坪」やらなんやらの単位も使用しまっせ。やまとの場合、土地の広さ(畑やらなんやらの作付面積等)を「アール」「ヘクタール」で表したり、家の面積について「坪」で表したりするっちうことが多いや。 その他、面積を表す単位には、「エーカー」「町」「畳」もおます。 また、面積は長さの単位の二乗ちうことで、「平方○○」ちうように表すこともできまんがな、「平方キロメートル」「平方センチメートル」「平方フィート」「平方マイル」「平方ヤード」やらなんやらのように表すこともおます。
■体積・容量に関する単位
- 立方メートル = 1立方m = 1000000立方cm = 1000リットル(l)
- 立方センチメートル = 0.000001立方m = 1立方cm = 0.01リットル(l)
- リットル(l) = 0.001立方m = 1000立方cm = 1リットル(l)
体積を表す単位は主に「立法メートル(?)」を使用しまっせ。メートルの1000分の1の単位である「立法センチメートル(c?)」も合わせて使用されはります。体積に関しては「立方メートル」を使用するっちうことが多いんやけど、容積については「リットル(l)」を用いたり、「リットル」の1000分の1を表す単位の「ミリリットル(ml)」、よう料理やらなんやらで量を表す単位として使われる「cc」やらなんやらも使われはります。立方センチメートルは、「ml」「cc」と同じ量を指しまっせ。また、「リットル」の10分の1を表す単位の「デシリットル(dl)」ちう単位もおますが、あんまり使われてはおらんようや。やまとでは、もんの量を計るときに「斗」「升」「合」ちう単位が今でも用いられとりまんねん。「一斗缶」「一升瓶」「一合徳利」やらなんやらの言葉でもまだ残っとりますさかい、聞いたことがある方は多いやろね。 その他、「バレル」「ガロン」やらなんやらの単位も液体の量を表す単位もおます。
■重さ・重量(質量)に関する単位
重さを表す単位としては「キログラム(kg)」が主に用いられはります。「キログラム(kg)」の1000分の1を表す単位「グラム(g)」や「キログラム(kg)」の1000倍を表す単位「トン(t)」も併せて使用されとりまんねん。 その他、重さを表す単位には、「オンス」「ポンド」「斤」「匁」やらなんやらもおます。
■時間に関する単位
- 分(min) = 60秒 = 1分
- 時間(h) = 3600秒 = 60分 = 1時間
- 日(d) = 1440分 = 24時間 = 1日
- 年(a) = 8760時間 = 365日 ※366日(うるう年)
時間を表す単位は、60進法を基にしてん「秒(s)」「分(min)」「時間(h)」と、24進法の「時間(h)」が使われとりまんねん。
■温度に関する単位
温度を表す単位は主に3つおます。 「華氏」「摂氏」はそれぞれ「華氏○度」「摂氏○度」と言おりますわ。やまとでは、摂氏が一般的に用いられとりまんねん。
- 華氏(゜F) = 0.0度 = -17.8度 = 255.37K(ケルビン)
- 立方センチメートル = 32度 = 0.0度 = 273.15K
- リットル(l) = -459.67度 = -273.15度 = 0.0K